メガソーラーは脱原発の救世主となるのか

ソフトバンクの孫さん、脱原発を旗印に全国の自治体とともにメガソーラー(巨大太陽光発電所)計画を立ち上げているようです。このメガソーラー、どういった場所でどのくらいの発電量を見込むかという問題もありますが、なにより問題なのはその発電力の不安定性。日本の電力の品質は高くて、電圧、周波数ともに大変安定した電気が供給されているのですが、メガソーラーはその時の日照で確実に発電量が変動することになります。これを商用に直接供給するのか、いったん蓄電装置を備えてある程度安定化してから供給するのか、その買い上げ価格をどうするのか、いろんな課題はありつつも、日本の太陽光発電技術の進歩のためにも(すでにかつての地位から世界的には転落してしまっている)頑張ってほしいとは思います。しかしその投資はどこからお金を引っ張ってくるつもりなんでしょう・・・