被ばくと汚染

福島第一原子力発電所放射性物質を含んだ気体の放出や建屋の爆発などで周囲に放射性物質がばらまかれた形になっています。その影響で周辺の避難者が「被ばくした」という報道がされていますが、おそらくその大半は外部汚染を中心としたもののようです。汚染は体の表面に放射性物質が付着した状態。よってその対策の大半は除染作業。通常の状況であれば、シャワーを浴びて衣服を交換するだけでOKのはずですが、問題はそのシャワーが簡単にはできないことでしょう。緊急被ばく訓練で想定されている対応策の大半が上手くいかない状況です。
実際の被ばく量としては、この原子力発電所で作業を続けている東電やその協力会社、自衛隊の方々のほうが桁違いに高いのは確実な状況。その被爆量は百ミリシーベルトのオーダーとなっているのでは?とっても心配・・・