島根の行政対応に問題はなかったのか・・・

同じように雪害に見舞われた山陰両県。同じように国道9号が立ち往生で通行不能になり、同じように港で船が沈み、同じように農業施設(ビニールハウスなど)に被害がでました。
うちの病院はその二つの県のちょうど境のところに建っています。そしてその両方の状況がいろいろ伝わってくるわけですが、この2県で一番違ったのは・・・「緊急対応」。
立ち往生に対して自衛隊への救助要請を出した鳥取と放置した島根。船が沈んだ境港にすぐに県知事がやってきた鳥取と6日になってやっと現地視察した島根。(ちなみに島根県知事公舎前は3日になっても除雪されていなかった。こんな状態で緊急対応ができそうな気はしない・・・)

一方で「凍える車内にあったか人情 大雪で立ち往生続出の国道9号」http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201101080102.htmlというニュース。
行政、マスコミのニュースからも放置されていたこの立ち往生の中で、人々がどれだけ頑張っていたか。激甚災害の申請の前に自分たちの対応のどこに問題があったのかという反省がなければまた同じことを繰り返すでしょう。