必要医師数の数字を見ながら
今年の6月頃に行われた全国の医師必要数調査。各病院が今求人しているか求人していないけれど不足していて「ほしい」と思っている各診療科の医師数の数を集計した物。
宮城県の状況を「リハ医の独白」id:zundamoon07先生の記事で読みましたので、早速鳥取はどうなっているかをチェックしてみました。
鳥取県は東部、中部、西部の3つの二次医療圏から成り立っています。それぞれの医療圏のリハビリテーション科医の現員医師数と必要数を人口10万人あたりで比較。
現員医師数 必要医師数 (人口10万人あたり)
東部 0.9 0.4
中部 1.1 0.9
西部 5.8 1.6
鳥取県は全国的に見ても人口あたりの回復期リハ病床数の多い地域で、全国でも5本の指に入るのですが、その中でも激戦な西部にその半数以上が集中しています。そういった状況であるにも関わらず、人口・高齢化比率ともほぼ同等の東部がリハビリを必要としていないとは到底思えません。
ちなみにリハビリテーション専門医13人中11人が西部に。