地域枠の行く末がこうならないとは限らない・・・

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20101014ddlk03020063000c.html
「いわて経済:臨床研修医、12人不採用 採用69人、3年ぶり減−−10年度 /岩手」というニュース。
いえ、別に不採用にしたくてしたわけでなく、10人が国試浪人、2人が留年だっとということで最初に予定していた81人ではなく、69人になってしまったということなのですが、今後いわゆる「地域枠」の医学生たちが100人出てくると予想していたのが、90人とか80人とかしか合格しないかもしれないという事態が全く想定されていないことがオソロシイです。某地方国立医大では、6回生になったとき出席番号の偶数のやつが自分の周りからほとんどいなくなっていた、なんていう話が昔からありました。今立てられているいろんな医師供給にかんする試算にはこの医師国家試験合格率なんていうものはちゃんと加味されているんでしょうか?現状の地域枠推薦等の状況を見ると(某北海道のほうの動物園で有名な街にある医大では、センター試験7割でOKなんていうオソロシイことを言っているとか・・・)合格率の低下、留年率の上昇は避けられない気がします。