地域連携に関する小さな一歩。

 今日、大学の医療情報部の先生が来られました。現在、某地域医療再生計画で5億以上のお金をかけてやろうとしていることとは全く別に、VPNを利用した中核病院電子カルテ参照システム(ようするに大学病院の電子カルテをうちの病院から見られるようにするシステム)の構築に関すること。
 今、鳥取大学では地域の一つの病院との間で電子カルテの相互参照システムを運用しておられるのですが、http://www.hosp.med.tottori-u.ac.jp/oshidori/
これを拡張していくことができないか、という取り組みです。急性期病院と回復期リハ病院の連携方法のひとつとしてこれが有効に働くのか、それにどれくらいの労力とコストが必要なのか(県が言っているような何億とかいうケタのお金が必要なのか)安全に情報管理するにはどうするべきか、などシステムの拡大に向けて解決すべき課題は山積していますが、先日の不毛な県庁での会議の数百倍も有意義なお話でした。
 このシステムのために1台PCを自宅から寄付。(おかげで自分の部屋も少しだけ広くなったし)