聖地のその後

各地に「聖地」といわれる場所があります。先日病院統合が実質なしと決まった舞鶴はまさにメッカかエルサレムかというレベルの「聖地」(医療崩壊の)ですが、東の横綱大関クラスといえば銚子。
5月に「再開」というところまでは全国ニュースで取り上げられましたが、その後の様子についてはほとんど情報がありませんでした。銚子市立病院ほホームページ http://choshi-hospital.jp/ なんていうものも作られていますが、再開した旨のプレスリリースのみ。そんななかで、開院後3ヶ月間の数字がhttp://medical-confidential.com/confidential/2010/08/post-139.htmlに。
銚子市病院再生室によると、1日平均の患者数は5月が10.9人、6月が13.4人、7月が19.5人。同室は「診療科数が少ないので当面は厳しいが、患者数は毎月少しずつ増えている」と話す。」とのこと。
開院後3ヶ月、確か毎日2診体制だったと記憶していますが、この記憶に間違いなければ、ひとりあたり10人未満の外来数ということになります。この数字は普通の開業医さんとくらべても信じられないほど少ない(あっという間に潰れてしまう)数字と思うのですが。