こういう時代ということで・・・

松江赤十字病院が新聞記事になっていました。「松江赤十字病院に非常通報装置設備」どんな緊急医療用のシステムだろうかと思ったら、病院への通報装置ではなくて、病院から警察への通報装置ということでした。
僕はお酒を一滴も飲めない人なのですが、残念ながら研修医時代からずっとアルコールがらみの患者さんに悩まされ続けてきていました。僕が当直の日に限って、急性アル中の家出少女とか、泥酔で脳挫傷とか、アルコールの離脱症状で暴れている人とか、アルコール性肝障害で肝不全になって肝性昏睡の人とか、雪の中に倒れていて低体温症とかいろいろな人がやってきていました。僕はこういう患者を呼ぶのは一緒に当直に入っていた研修医時代のtony先生と信じていましたが、彼が一緒でなくてもこういう患者さんに囲まれてしまったので、やはり自分が引いているのかも・・・と感じておりました。

さて、この通報装置、どのくらい積極的に押していいのか、というところをしっかりと周知しておかないとせっかくのシステムが飾り物になってしまいそうです。しかし自分の年を新聞に載せられた某看護師さんが、この通報装置関連の最初の被害者?!のような気がしてしまいました。レガッタの選手紹介パンフレットみたいに10歳くらいサバを読んでおけばいいのに。。。