大相撲の処分は甘すぎ？

先日、暴力団関連の人に席を用意した親方は部屋お取潰しか何かの処分だったとおもいます。これは少なくとも「犯罪」行為では無かったと思いますが、こういったかなり厳しい処分となっていました。
しかし、今回の野球賭博は明らかな刑法犯です。それもただの賭博ではなく、常習賭博の範疇に当てはまり、大金が暴力団に流れているという事ですから、犯罪としてもかなりヤバイものと言えます。ニュースの会見を見ていると、ほとんどの力士は「仲間内」での賭け事だと思っていた、などといっているとのことですが、ハンデ屋が試合毎にハンデをつけるなんていう賭事が素人のみのギャンブルで可能だとは到底思えません。

さらにこういった形での「賭事」の対象に大相撲がなっていない筈もなく、いわゆる「八百長相撲」の原因となるリスクさえはらんでいます。このような中途半端な調査と幕引きはサイアクの結果を招きかねないと危惧しています。