こんな過信のバカ医者が・・・

臨床研修で救急医療の能力向上…修了医師調査」http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100417-OYT1T00505.htmより。
臨床研修が終了したばかりの4から6年目の医者が「緊急時対応にも自信を持っている」ことの恐ろしさは、自らも研修医をし、その後多くの研修医を指導してきた身として声を大にして訴えたいですね。救急は本当に難しいのです。ICLSとかで手技を完璧に覚えたってどうにもならないことが山ほどあります。「なんとなくヤバイ」と己の能力を理解して助けを求める力こそもっとも重要なものであるにも関わらず、こういったほとんど無意味な研究を貴重な研究費を使って調査するほうも調査するほうだし、それを一方的に垂れ流しにするマスゴミさんはやはり「ゴミ」なんだなあ、と改めて感じたニュースでした。

自分はなんでもできると過信した時に大きなシッペ返しがくることさえ分からない「バカ医者」が患者さんの命を危険にさらすのです。