今年最初の中医協

今日は年明け最初の中医協。4月改定へ向けてのラストスパートといった感じでしょうか。医科1.74%上げの内訳として入院が+3.03%, 外来が+0.31%という数字が並んでいました。
 僕にとっての注目点はどうしても「リハビリ」関連。資料-総5の「これまでの議論の整理について」http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/dl/s0113-4e.pdfが注目の文章。
リハに関連する項目は
重点課題2-4-地域連携診療計画に回復期後との連携を行っていることへの評価の新設、ケアマネへの情報提供に関する評価の新設

I-1-3にあるガンの入院患者さんへの疾患特性に配慮したリハ料の新設
II-5-(1)にある、リンパ浮腫指導管理料の外来での算定
などもあげられますが、なんといってもIII-2の項目。
1.脳血管疾患等リハ(i),(II)の評価の引き上げ
2.廃用症候群のリハの見直し
3.運動器リハに上位基準を新設
4.心大血管リハの基準緩和
5.早期リハ加算の引き上げ
6.回復期で提供すべき単位数の基準の設定
7.回復期リハ入院料1の重症患者割合の引き上げ
8.土日のリハ提供体制の評価
9.集中的にリハを行う病棟への評価

など・・・
ただし、資料の一番最初に「留意事項」があって「今後必要な変更が加えられることとなる」・・・とされています。