じゃあ、産科の対策は?

出産一時金の増額に合わせて分娩費用をアップさせた公的病院を非難する記事が山梨日日新聞にでています。この記事の中にこんな記載が・・・「厚生労働省の担当者は「出産育児一時金の増額は医療機関に対する援助ではなく、緊急少子化対策の一環として妊産婦を援助するのが目的」と苦言。」じゃあ、今絶滅の危機に瀕している産科医療に対してはどのような対策を行っているんでしょうか?この一時金増額に合わせて出産時の障害に関する無過失保障のための保険が動き出している筈ですが、それも病院が負担して、安全なお産のための人員の増員も病院が負担して、訳の分からん訴訟についても病院が負担して、飛び込み出産のハイリスク出産も病院が負担して、医療費不払いリスクも病院が負担しろということですか・・・あーアホらし。

新聞社も新聞が欲しいという人には「知る権利」を保障するために必ず朝刊と夕刊を日本全国どこでも平等に配達し、お金が払えないからといってそれを断ってはいけない、とかなったらどうします?。さらにその記事にミスがあったら1億円の賠償、配るときの配達員が愛想が悪くて不快な思いをしたと言って夜中でもなんでも呼び出されて苦情を聞かないといけないとしたらどうでしょう?
日本の医療はそんなような状態なんですが・・・