なぜ、神戸や大阪だけなのかを考えてみた。

 理屈からすると、同程度以上の人口を持っている首都圏、名古屋圏にも大阪・神戸と同等の数のインフルエンザが入っていると考える方がリーズナブルでしょう。
 今回の症例でも、一般の開業医さんを受診した高校生の検体をPCRに回した先生がいたからたまたま見つかったというだけで、彼にうつした誰か(あるいはその人にうつした誰か)なんて言う人が必ずいるはず(なんといっても海外に出ていませんから)。
 東京でもA型陽性の人を片っ端から検査したら、何人かは引っかかるでしょうねきっと。
 田舎の島根でも今、インフルエンザははやっている様ですから、「普通のインフルエンザ」と言われている新型患者が隠れている可能性は否定できません。これは都会も同様でしょうし、「海外渡航歴がないから一般の病院へ行け。診ない医者は医師法違反」とか言っていた某厚生労働大臣はこの発言と今回の状況についてどう説明するのでしょうか?