人はパンのみに生きるにあらず

 何故仕事をするのかといえば、お金をかせいで家族を養うためなのですが、何故医者という仕事をするのか、リハビリ科の医者をするのか、ということで言えば、それが楽しいからなのでしょう。
 サッカーのJリーグが始まった頃から使われるようになったような気がする「モチベーション」という言葉ですが、このモチベーションが高いか低いかは結果にも大きく影響してきます。高いモチベーションを維持しつづけることは僕個人についても難しいことですが、病院という組織全体でこれを維持していくことは、もっと難しいなあ、と実感中です。
 人はパンのみ(生活の糧のためのみ)に生きるわけではなく、「生き甲斐」とか「やりがい」とかを自分の仕事に求めるのでしょう。みんなでその「やりがい」を共有して良い仕事をし続けることを追求していきたいのですが。