NIRS

島津製作所の方がfNIRSのデモをしに来られました。昨年の「闘うリハビリ」で出ていた近赤外光を用いて脳機能画像を見る機械です。リハビリを行うことで機能が回復していく中でどのように脳が変化しているのかを見てみたい、と思ったとき測定する手段としてはPETとかfMRIとかあるのですが、これらよりも小さくて安価で、動作をしている状態でも測定可能というのが「売り」なのですが(でも4000万円くらい・・・)、とりあえずさっそく被験者になってみました。
 Restの状態とタスク(検査をしている)の状態の信号の差で評価していくのですが、このRestの状態というのが案外難しいことがわかりました。あと単純作業を繰り返すようなタスクだと何回もやっているうちにあんまり思考しなくてもできるようになってくるみたいで(2桁の足し算とか)脳の反応が落ちてくるのが見られて印象的でした。(検査の結果としてはイマイチでしたが)
 来週までお借りできるということですが、島津の方がいないと操作方法も分からないので。。。明日もまた楽しむ予定。できれば患者さんのデータも見てみたいのですが・・・。
こいつが本体。

僕の頭を測定したところ。両側の前頭葉の信号の上昇(赤いところ)が見えます。