介護保険の改定が病院リハビリにも影響することは確実

このところ、リハビリテーション医療は毎年診療報酬改定が行われています。(普通は2年ごと)それもちょっと点数が変更されると言った小手先のレベルではなく、根本からシステムを揺り動かすような変更が毎年行われています。診療報酬の他の分野でこれほどまで毎年のようにいじられている部分はありません。来年の春はやっと静かな春になるかな・・・と思っていたのも束の間、やはりかなりの揺れを伴うような変革が今度の春にもやってくることが決まったようです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081212-OYT1T00355.htm?from=main4「介護職の報酬改善、基本方針を了承…社保審分科会」より。
介護保険でリハビリができる場所を増やすため、リハビリを行う医療機関を通所リハビリ事業所として扱う」ということです。この話は、かなり前からいろいろな所で話としては聞いていましたが、報酬上の整合性を取るためにはかなり難航するかな・・・と思っていました。さて、どんな形で制度化されるのかでいろんな所にその余波がやってきそうです。
 まず僕にとっては、うちの病院のデイケアと外来リハビリの棲み分けをどうしていくか?ということですが・・・この分野の情報はきっちり収集していかないといけないことだけは確実なようです。