救急医療情報システム、利用率は半数以下だそうな・・・

 キャリアブレインの記事、http://www.cabrain.net/news/article/newsId/14123.htmlより。この記事の中で「山形県島根県沖縄県の3県に至っては、救急医療情報システムが未整備であった」とのことですが、都会との大きな違いが認識されていません。例えば松江圏域。救急車を受け入れる医療機関は3または4。その大半は日赤と市立でしょう。そんなシステムにつなぐより、電話した方が早いし、引き続き病院に情報が伝達できます。そんな情報システムに無駄なカネを使っていないという意味で島根県は「正しい」ということでしょう。山形、沖縄も地域性を考えれば同様でしょう。(その医療圏に救急車を受け入れ可能な医療機関はごく少数ということ)
 そもそも、救急受け入れ可能な状態はまさに刻一刻変わっていくわけで、それを情報システムに入力するヒマがあったら、次の患者さんを診察するでしょう。