来年の診療報酬改定

着々といろんなことが決まっていっているようです。読売新聞の記事、「開業時間延長で報酬上げ、厚労省が診療所の点数見直し提言」http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071130i115.htm?from=main1
この記事の中で、「一方、厚労省中医協に、脳卒中患者らが集中的に訓練を受ける「回復期リハビリテーション病棟」について、症状の改善度に応じて報酬を手厚くする「成果主義」を導入する案を提示し、大筋了承された。来年度から試行される見通しだ。」という記載が。昨日のBlogにあげた内容が「大筋了承」ということのようです。今回の「成果主義」は結局、「成果」は在宅復帰率でチェックする、重症例が入れないということを防ぐために「重症例比率」を設ける、そして重症例の日常生活改善度の基準を設ける、ということのようです。この基準を満たした病床の点数がいくらで、満たしていないところがいくらになるのかということにもなりますが、ギリギリ満たすか満たさないかという状態になったら、アツイものがあるだろうなあ・・・なにしろ、病棟単位で点数が決まりますから、必死で在宅を目指さないといけなくなったり、とかいろんなことを考えないといけなくなりそうです。
追記)中日新聞徳島新聞に同じ内容で(共同通信の配信記事でしょう)「(1)退院して自宅に戻った患者が70%前後(2)重症患者の受け入れ割合が10−20%程度−などをクリアした病棟を対象に、実績に応じて加算。」という文が。