朝日新聞の記事より。「医師の交代勤務を支援へ 導入病院に補助金 厚労省http://www.asahi.com/politics/update/0820/TKY200708200265.html
しかし、何故彼等(厚生労働省)は懲りないのでしょう。絶対数を増やすことなしに交代勤務の可能な豊富な人員配置が可能な体制の病院を作り、それを診療報酬で加算を認めたとすると(まあその加算額にもよりますが)前回の診療報酬改定で、看護師全体の人員増を実現しないまま7:1看護体制を制度化し、それに対して診療報酬を高く設定したことから都会の大学病院の新人看護師あさりが始まり、そのせいで地方の中小病院は看護師が不足、病棟閉鎖に追い込まれたという現象と同様の状況が医師についても起こる可能性があることがなぜ想像できないのでしょうか。交代勤務ができるためには単純に考えても今以上にたくさんの医師を配置する病院ができるわけで、そうなればその病院に医師が集中した残りの病院がどうなるのでしょうかね?