うーん、リハビリ病院も受難の時代?

毎日新聞の記事http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20070724ddlk19100377000c.html
この方の病状がどのようであったのかはわかりませんが、いつも思うのは「医者が病気にしたんじゃない!!」ということ。つい最近の裁判でも「飲酒運転による過失致死」よりも「医療ミスによる過失致死」のほうが賠償額が多いという判決がでていましたが、これってある意味無茶苦茶じゃないでしょうか?だって、飲酒運転は「犯罪」ですが、医療による障害はある意味避けたくても避けられないものも多く存在している中でのものですから。どう考えたって「犯罪」を犯した状態でおこしたもののほうが罪は重いと思うのですが。
 しかし、この方の障害がどれほど重いものになったのかはわかりません。その障害により今後多くの介護費用がかかるということなのかもしれませんが、その障害の原因は(おそらく続発して起こった脳梗塞クモ膜下出血によるものであって、このリハビリ病院が障害を負わせたわけではないという事実がどうやら抜け落ちているのではないでしょうか?
 このところの理不尽な裁判が、産科、救急を超えてリハビリにまでやってきたのかと思うと悲しくなります。