もう内科にまで広まってきた、崩壊の足音・・・

朝日新聞の記事 阪南市立病院の内科が7月から全面休診 医師確保できずhttp://www.asahi.com/kansai/news/OSK200706200096.html
阪南市大阪府の南の端っこ。もう少しで和歌山という所ですが、我が島根に比べれば十分に都会なわけですが、常勤5人、非常勤4人の9人が全て退職となったということです。内科は全ての基本ともいえる科なので、これがなくなると病院として成り立たなくなります。記事の中の「市は外来診療のみ続ける方針だったが、近畿大から派遣されている非常勤医師も「常勤医がいなければ救急診療に責任が持てない」と退職を申し出たという。」って内科疾患の入院が診られない病院で外来する勇気は無いでしょう。後方支援なしの病院外来なんてありえないでしょう。形だけ取り繕おうとしているとしか考えられません。