医師は本当に偏在しているのか?

柳沢さんも厚生労働省のお役人も「偏在」しているとおっしゃいます。偏っているのは間違いないですが、それはあくまで「少し不足している」ところと「無茶苦茶不足しているところ」の2つがあるということでしょう。我が島根のもうすぐ辞められる県知事様は、開業するには僻地での診療を義務化するとか主張しておられますが、島根の中で医師が多いとされている松江、出雲でも(逆にここには最重症例が集まってきます)医師は決して足りていません。先日過労自殺が認められた小児科医師と同様の生活をしている医師はゴロゴロしているのです。全国で救急指定病院がどんどん減っていっているという事実を理解して欲しい。