この国の医療はどこへ行くのか

毎日新聞の記事
いま、島根を問う:20年ぶり新知事へ/5 地域医療 /島根
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shimane/news/20070317ddlk32010299000c.htmlより
 地域医療の危機的状況にもかかわらず、住民の問題解決への関心は低く、行政や医療機関任せの風潮がある。県立中央病院の中川正久院長は「まず地域医療の置かれた現状を住民が正しく認識する。そして今後どこまでの水準の医療が必要かを議論しないといけない」と話す。そして「危機は叫ばれているが、住民の議論は始まっていない。医療体制、搬送体制をどうしていくのか。具体的な議論を始めない限り、問題解決はない」と力を込める。

そうなのです。医師不足、地域医療の崩壊を実感しているのは当の医師だけなのではないでしょうか。医療は蛇口をひねれば出てくる水道水か、コンセントにさせば使える電気のようなもの。いなくなればどこかから誰かが連れてきてくれるものと今でも思い続けているのでしょうか?