「34年間ありがとう! 松江市立休日応急診療所」という記事

山陰中央新報の記事
http://www.sanin-chuo.co.jp/health/modules/news/article.php?storyid=346713075
によると、松江には休日応急診療所があった「らしい」(僕が不勉強なだけ?)記事によると患者数が減少してきたので「廃止」するらしい。理由は市内の病院(日赤と市立と生協の3つ)の救急体制が整備されたから・・・っていう「理由」ですが、一週間で良いので、うちの救急外来に張り付いて見てください。本来「三次救急施設」である筈の場所に「発熱」「下痢」といった主訴の患者さんがあふれます。その数はインフルエンザ時期には100人を超えます。昨年末のノロウイルス騒ぎの時は夕方当直に入ってから深夜1時過ぎまでひたすら「嘔吐」「下痢」「腹痛」「発熱」で薬と点滴の指示を出し続けておりました。「休日応急診療所」の一日平均患者数が3.3から4.2人っていうのはどういう事でしょう?医療関係者でさえ知らない「休日応急診療所」を市はちゃんとPRし活用していたのでしょうか?
市立病院の小児科医が4人になり、毎日夜間救急をしてくださるのなら「是非」しっかりアピールしてください!!うちの小児科のDrはNICU当直などで過重勤務となっておられます。内科当直で小児を診察するDrもその膨大な患者数にクタクタです。よろしくおねがいしまーす!!!しかし、4人で週5日の夜勤と週末2日間の日直、夜勤をこなすとすると一月に9回以上の時間外当番が平常の日勤以外にあることになりますが、大丈夫ですか?他人事ながら気になったニュースでした。