福島県産婦人科事件の裁判始まる。

日本の医療崩壊の一里塚ともいえるこの事件の裁判が始まりました。日本の警察も検察も信用できないことを証明したこの事件、果たして裁判官は信用できるのか否か。一つ確実なのは福島県の役人は信用ならないようです。
この事件以来、正常分娩は助産師で、などとTVで頭の悪そうな「評論家」とかいうオバハンどもがわめくようになりましたが、最初からハイリスクとわかっている分娩はともかく、この間の奈良の事件(事件というのも腹が立つけど)の妊婦さんはどうみても最初はハイリスク分娩ではなかったものが、一気にあそこまで悪くなったわけです。ぼくの友人の奥さんの出産でも、出産までは問題なかったけど、その後に出血が止まらなくて緊急手術になっています。産婆さんによる分娩の時代から産婦人科医による出産に変わり、世界でもトップレベルの新生児死亡率の低さを誇るまでになっていることを何故マスコミは意図的に隠して(それとも数字の意味がわからないくらい愚鈍なのか)いるのでしょう。